2015.10.18 Sunday
ボードゲームの紹介:ザ・ゲーム
「ザ・ゲーム」は、全員で協力しながらカードの幅の中でカードを数字を調整して、手札を出していけるかどうかの協力ゲームです。
http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/008002000240/
さてと、ザ・ゲーム。よくよく考えると凄いタイトルです。力強いです。相当の自信です。
お笑いでいうところの、キングオブコメディとか巨匠とかつけるプロダクション人力舎的なネーミングです。
また箱絵もおどろおどろしい、赤黒というサツバツ的なアトモスフィアを醸す、ドクロをモチーフにした、アイエエエエ!的な箱絵です。ひょっとしたらこのゲームにはニンジャソウルが宿り、勝つためにはみなぎるカラテが必要だと、古事記に書いてあったと記憶しています。
でも個人的には、赤と黒のエクスタシーの「天と地と」が思い起こされます。>赤黒
さてゲームの内容ですが、4列あるカードを出す列へ手札を出していき、チーム全体でどこまで出しきれるかという内容のゲームです。うち2列は1から上がるように、残る2列は99から下がるように場に出していきます。
初期配置:
スタートプレイヤーはだれからやってもいいですが、その後は順番に規定枚数のカードを手札から出していかなくてはならず、また相談において具体的な数字の言及は堅く禁じられています。
内容物:
手番になったら、手札から最低でも2枚のカードは手札から出さなくてはいけません。また手番には1枚ずつ順番にカードを出す必要があります。
1から上がる方の山は数字が常に高くなるように、99から下がる方の山は数字が常に下がるようにプレイしなくてはいけません。
4が最初に置かれ、次に8,13の順に置かれました。
なおいずれの山に対しても、ちょうど10離れた数字のカードをプレイすることで、反対の向きに数字を戻すことができます。
これをタイミングタイミングでやらないと、ジリープアーとなります。
10離れた数字で巻き戻すことができます。
手番の最後には、規定枚数になるように山札からカードを引いて手札にします。
山札がなくなれば、それ以上カードを引くことはできず、手札のみで行いますが、この時点からカードは1枚以上出せばよくなります。これを続けていき、手札が無くなったプレイヤーはゲームから抜け、残ったプレイヤーのみで行います。
結局、プレイできなかったカード枚数の合計を調べ、ヒトケタであれば優秀です。またすべて出し切ったら勝ち、キンボシ・オオキイです。
なおこのゲーム、1人でも遊べ、スコアアタックができます。ソリティアです。
2015.10.02 Friday
ボードゲームの紹介:ア・ラ・カルト
「ア・ラ・カルト」では、各プレイヤーがコックとなり、スパイスを振り込み、コンロにて加熱をして料理を作ります。
3-4人、8歳以上、30分、5000円。
http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/008002000240/
このゲーム、もともとは非常に古いゲームでした。
メビウスさんがずいぶん昔に取り扱い、バネストでも販売したことがある、黄色い箱のニクいやつです。
当初は「ままごとセットで遊ぶ」という新しいコンセプトだったし、「引っ越し騒動」なども「ままごとセット」を用いていました。
現在はリメイクされ、ハイデルベルガーがレギュラーアイテムとして持っており、たびたびバネストでも入れています。
たびたび話の出るハイデルベルガーの「熊オヤジ」も、このゲームに思い入れがあるようです。
また拡張のデザートもあり、様々な要素も追加されます。
動画もあるので、それが非常に雰囲気を表したゲームです。
各プレイヤーは、コンロやフライパン、コーヒーカップやクレープを準備します。
また料理のレシピ、4色のスパイスの瓶、シンク、コーヒーカップの場、火力ダイスなどを準備します。
準備:プレイヤーの持つものと、各メニューの詳細
手番のプレイヤーは指示に従って、3回の手番アクションを行います。3つのアクションを2つの選択肢に割り振ります。
分かりやすいように、スプーンを用いてアクションをカウントします。
1.コンロの火をつける(サイコロを振る)
2.料理にスパイスを入れる
またこれの他にコーヒーカップのアクションがあります。
なおクレープは特殊で、うまくフライパンを使って首尾よくひっくり返したら得点となります。
1.コンロの火をつける(サイコロを振る):
料理を完成させるためには、冷たい料理を除き加熱が必要です。必要な火力はレシピに緑色で記されています。
緑の数字の範囲は料理の適切な火力を示し、赤の数字にまで達したら料理は焦げます。
火力は、火力サイコロを振って決め、その指示に従います。場合によりコーヒーカップを獲得します。
2、手番アクション:スパイスを入れる:
料理を完成させるために、プレイヤーはフライパンの料理にスパイスを入れます。
必要なスパイスはレシピにあり、指定されたスパイスのすべての種類をフライパンに入れなくてはいけません。
スパイスを入れる時に、その料理に適したスパイス容器を取り、自分のフライパンにスパイスを入れます。
スパイスは、容器のふたを開け、フライパンの上に移動させ、一度真下に向け、その後元に戻します。どのような速度でも構いません。もしスパイスの数が正確であれば、完成時に星トークンを受け取ります。
スパイスを振る:
コーヒーカップのアクション:
これはアクションとは別に、自分の手番に1回のコーヒータイムアクションを取って、コーヒーカップを1枚プレイできます。
実行してから、コーヒーカップを表にしてコーヒートレーに戻します。
アクションには、得点、コンロの交換、スパイスの追加、火力の低下、追加3回のアクションがあります。
コーヒーカップ
適切な火力とスパイスが入れば料理は完成します。料理は勝利点としておき、スパイスはシンクに入れます。
コンロの火力は0に戻り、新しい料理を選びます。
反対に料理が焦げてしまったり、スパイスが入りすぎたりした場合に、料理は失敗となります。
そうなったプレイヤーの手番アクションを始める前に料理をゴミバケツに入れます。
コンロの火力は0に戻り、料理を選びます。スパイスはシンクに入ります。
だめにしました。
ゲーム中に、いずれかのスパイスが塩だけになるか、そのスパイスがなくなったら、その容器にスパイスを補充します。
対応する色のスパイスをすべてシンクから取って容器に入れ、塩も5つに戻します。
これをくりかえし、誰かが新しい料理をフライパンに置けなくなるか、誰かが5皿の料理を完成させるか、誰かが星トークンを3つ集めたら、ゲーム終了します。勝利得点を数え、最も得点が高いプレイヤーが勝ちます。
なお星トークンを3つ集めたプレイヤーが現れた場合は、特別にそのプレイヤーが勝ちます。
2015.10.02 Friday
ボードゲームの紹介:ヒート
「ヒート」は、悪たれギャングたちのゼニを巡る抗争のカードドラフトのゲームで、ヤキが回る前にどれだけ稼ぐかのゲームです。
3-5人、13歳以上、30分、2700円。
http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/000000005427/
このゲーム、ラブレターの影響下にあるゲームのようです。
原文末にカナイさんの名前があります。
メーカーはアスマディゲームズ。
ユークロニアとかイノベーションなどの、比較的クドめのカード効果を多用した、コンビネーションを繰り出していくゲームです。
ここの代表のカール・チュディクは割と重篤なアニオタらしく、サイトにはそれっぽいキャラクターが点在していますし、猫娘におしおきなんてゲームは、そういった好きなものの表れですねえ。
でもゲームは、割と硬派なものも多く、比較的やり込みがいのあるものが多く出ています。
で、ヒート、ギャングの抗争とゼニ稼ぎのゲームです。
ご多分にもれず、カード効果を多用します。
こんな感じです。
情勢ボードを用いて、現在の状況が可変されます。
ヒートの残量は重要です。
このゲームには明確に以下の流れがあります。
ドラフト->盗みを3回行います。盗みはカードを選ぶ->ステージを4回行います。
最初にプランのドラフトを行います。
最初にプレイヤーには5枚のカードを配り、各プレイヤーの山札とします。
そこから2枚のカードを持ち、そこから1枚を手札にして、残りを隣に渡します。
渡されたカードに加え、山札から1枚引いて、この2枚で必要な方を手札にします。
これを繰り返して、5枚の手札を構成します。
盗みを働くは以下の通りです。これを4回行います。
各ステージにて使用するカードを裏向きで選び、同時に公開します。出されたカードを各プレイヤーのレコードとして並べていきます。なおゲーム中にヒートを受け取りますが、ヒートが残っていない場合は破滅します。
Aから順に処理を行います。
このステージを解決する際には、「鳴りを潜める」(A:緑のカード)が最初に、「スリ」(B:赤のカード)が2番目に、「取り締まり」(C:青のカード)が3番目に行われる。
Aの効果:手札やレコードを操作したり、ヒートを取り除きます。
Bの効果:先にヒートの処理を行い、ヒートを獲得する場合にヒートの残量が無い場合に、1つあたり3ドルを支払いヒートを返却します。その後にお金を獲得します。
Cの効果:これはお金を得られるチャンスを表します。
これを3回繰り返し、最後にヒートのチェックを行い、情勢ボードに従い、持っているヒートの数に従い支払います。
その結果、残金の最も多いプレイヤーが勝ちます。
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