2020.09.13 Sunday

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    2015.08.31 Monday

    ボードゲームの紹介:クウィックスとクウィックスカードゲーム

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      「クウィックス」は、自分の記録用紙にたくさんバツ印をつけるほど得点が上がるゲームです。
      また、「クウィックス・カードゲーム」は、山札と手札の状態からバツ印をしていくゲームです。

      クウィックス:http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/008001000313/

      クウィックスカードゲーム:http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/000000004750/


      さて、この2つの同様のゲームが、カードとダイスでどう出力が異なるかを検証してみたいと思います。
      これらのゲーム、両方の特徴として、一度チェックを進めてしまったら、後ろに戻れないというものがあります。
      ですので、計画的にチェックを進めることが求められます。

      例:暖色系は2から順に、寒色系は12から順になっています。
      図だと黄色は、3-4-7-8ときて、もう10まで進んでいます。


      ----------
      最初はダイスの方の説明です。

      手番プレイヤーはダイスをすべて振り、以下の流れでアクションを行います。
      最初に手番プレイヤーは、白ダイス2個の数を宣言し、好きな列を選んでバツをつけることができます。
      (パスしてもかまいません。)

      例:5を宣言し、各プレイヤーは5にバツをつけることができます。

      その後、手番プレイヤーは、白いサイコロどちらか1つと好きな色のサイコロ1つを組み合わせ、その色の列で合計の数字にバツをつけることができます(パスしてもかまいません)。

      例:この場合は青を選び、手番プレイヤーは10を宣言、青の10にバツをつける。

      ただし手番プレイヤーが両方パスして、数字にバツをつけなかったら失敗の欄に1つバツをつけなければなりません。
      列の一番右の数字にバツをつけるには、それまでにその列で×を5つ以上つけていなければなりません。その上で一番右の数字に×をつけたら、すぐにその右のカギマークにもバツをつけ、この色の列は全員閉鎖されこれ以降バツをつけられなくなり、その色のダイスを外します。

      例:プレイヤーの誰かの緑が2まで走ったので、緑は完了し、ダイスを取り除きます。

      これを繰り返し、誰かの失敗の欄に4つバツが付くか、2つのサイコロが外されたらゲーム終了です。
      記録用紙での失敗の欄のマイナス点と、各列で伸ばした得点が計算されます。
      これを合計し一番多い人が勝者です。

      例:得点は階差数列になっている。
      赤が4マスで10点、黄は3マスで6点、緑は6マスプラス完了で28点、青は8マスで36点。
      失敗は2マスで5x2の10点マイナス。
      合計70点。


      ------------------------------------------
      次にカードの方の説明です。

      各プレイヤーは記録用紙を持ち、カードをよく切り、各プレイヤーに4枚ずつ配ります。
      残りはカードを数字だけが分かる方を表向けて山札にします。
      山札の上から4枚を並べて場札にします。

      例:常に4枚は数字が分かる。

      手番プレイヤーは、手札が5枚になるまで場からカードを取ります。その後場札が4枚になるまで補充します。

      例:11を場から取り、山札の一番上にある8をそこに埋めます。

      そして手番プレイヤーは、山札の一番上になっている数字を宣言し、各プレイヤーはそれぞれ自分の得点用紙に、好きな色としてバツを付けることができます。つけなくてもかまいません。

      例:この場合はどこかの4にバツをつけることができます。

      その後手番プレイヤーは、手札から1枚以上3枚までのカードを必ず出さなければなりません。手札から出すカードは全て同じ色となります。その結果に応じて手番プレイヤーは自分のシートにバツを付けることができますが(しなくてもかまいません)、このとき飛ばす数字が2つ以上あってはいけません。出したカードは裏向きにします。

      例:緑の11-9-3を出して、11と9にバツを付けます。これらのカードは裏向きに捨て札にします。

      なお、手番プレイヤーがバツをつけるルールでバツをつけなかった場合は、失敗の項目にバツをつけます。

      これを繰り返し、誰かの失敗の欄に4つバツが付くか、誰かの2列が埋まったらゲーム終了です。
      記録用紙での失敗の欄のマイナス点と、各列で伸ばした得点が計算されます。
      これを合計し一番多い人が勝者です。


      ---------
      これをみる限り、カードとダイスの確率の変化を如実に表すことができます。
      ダイスはどう転んでも6分の1の確率ですが、カードだと消去法で出てこないものはもう出てこないので、期待値に差があります。
      カード版の方は裏から数字が分かるようになっていますので、誰がどの数字を持っているのかが分かるようになります。
      反対にダイスの方は、出目次第で、難易度はやや下がるような気がします。
      遊び比べてみるのもいいのかもしれません。

      クウィックス:http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/008001000313/

      クウィックスカードゲーム:http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/000000004750/

       
      2015.08.26 Wednesday

      ボードゲームの紹介:シュティヒェルン

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        「シュティヒェルン」は、リード以外が全て切り札となるちょっと趣が変わったトリックテイキングゲームです。
        http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/012001000006/

        「シュティヒェルン」、やや変わりものですが、トリックテイキングゲームです。
        このゲームは、ずいぶん前にアミーゴからメビウスさんの頒布会で流れたことがあるゲームです。
        またその後、ハットトリックも遊べるように改良されたバージョンも出たことがあります。


        ハリネズミくん

        どうもトリックテイキングというものに関して、ヨーロッパの人間は「針」のイメージが強いらしく、いくつかのトリックテイキングゲームでは、このように針を用いたもの(蚊、蜂、ハリネズミ、縫い針、トゲなど)になっているようです。
        別のものだと、どうもゲームで負けることに関しては「トウガラシ」を用いることが多いようで、おそらく必要以上にヘイトを感じる存在なのでしょう。

        ソノコロノパッケージ

        さてその「シュティヒェルン」です。
        皆さんお分かりのように、トリックテイキングゲームというのは、「最初に出すプレイヤーから順に手札から1枚を出して、それ以降のプレイヤーは同じ色のカードがあればそれを出していき、全員が出し終わったところで強さの判定を行い、最初に出した色で最も強いカードを出したプレイヤーがトリックを取り、次のその人がカードを1枚出す」いう流れのものです。

        ただしこのゲーム、注意しなくてはいけないことが2つあります。

        1つめは「最初にマイナスカラーを指定し、それを引き取ったら軒並みマイナス点」なこと。
        このゲーム、あらかじめプレイヤーはマイナスカラーを1枚選んで公表します。トリックを取ってしまったときに、その色があるとマイナス点でその数字分だけ受けてしまいます。それ以外のカードは数字はいくつであろうともプラス1点です。
        なお、マイナスカラーを選ぶために出したカードもマイナス点扱いです。

        2つめは「どのカードでも出すことができ、最初に出した色以外はすべて切り札扱い」なこと。
        このゲームはマストフォローではなく、どのの数字でも出すことができる仕組みです。
        もしそのトリックで出した色だけであれば、その色で最も大きな数字のプレイヤーがトリックを取ります。
        そうでない場合は、最初に出した色を除いて最も数字の高いカードを出したプレイヤーがトリックを取ります。
        ただし、0は数字が無いので勝てません。
        これにより、終盤の数字が高いものが残っている状態で、不用意に勝ってしまい、マイナス点がダダーンと入ってしまうことだってあるのです。


        ヤコブが「黄9」で2回目のトリックを始めました。グレタが「緑5」、リヌスが「赤6」、ミアが「青4」を出しました。
        色が複数あるので、最初に出た黄色以外で数字が最も大きいカードを出したリヌスがトリックを取り、4枚のカードを自分の脇にに裏にしておきます。


        リヌスが「緑11」で3回目のトリックを始めました。ミアが「赤5」、ヤコブが「黄5」、グレタが「緑8」を出しました。
        色が複数あるので、最初に出た色(緑)以外で数字の最も大きいカードとなりますが、ミアとヤコブの数字が同じです。この場合、ミアがヤコブより先に出しているので、ミアがトリックを取って、4枚のカードを自分のわきに裏にしておきます。


        これを人数回数行い、もっとも点数の高いプレイヤーが勝ちます。


        ミアはマイナスカード表示用に「黄2」を出していました。トリックテイキングで取った黄色のカードは5と4で、それ以外の色のカードは6枚取りました。
        マイナス点:黄の2と5と4=-11
        プラス点:その他の色6枚=+6
        合計:-5
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