2012.11.29 Thursday
キャッスルズ
「キャッスルズ」は、城を建設するパズルゲームです。
http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/008002000437/008/002/
デザイナーはハラルド・ビルツ。熊オヤジです。
この方は私の師匠格のようなもんで、10年来の知り合い。
ゲームの物見をする上でのモノの見方を教えてもらったようなものです。
まあ、それはおいといて。
各プレイヤーは建設現場パネル、城タイル、門タイルを持ち、建設現場に門を配置します。
各プレイヤーは同時に採石場から2枚とって、配置をしていきます。
その2枚をどうするかを決めます。
もし両方とも自分の城壁タイルにする場合は、1枚は必ず建設現場に置いて、1枚は建設現場かストックに置くことができます。
2枚とも置いた場合。結果的に、空は空、城は城と言う形で見る。
両方のタイルを相手の空いている備蓄置き場に提供する場合は、自分よりも相手に使わせたい城壁タイルを送ることができます。この場合は新しく2枚の城壁タイルを引いて建設現場かストックに置きます。そうしない場合は不良品となりマイナスになります。
状況が許せばストックの建築資材も追加で使えますが、使いきれていないストックもマイナス点になってしまいます。
備蓄倉庫の場所に置きます。
両方のタイルを捨てることもできます。
これは共用の捨て場に置き、これ以降ゲームにはできません。
使えんわ、こんなん。
各プレイヤーが2枚のタイルを置いたら、終了マーカーを提示して置きます。
全員の城壁タイルの配置が終わったら、最後に備蓄置き場のタイルを、建築に使うか廃棄にするかを決めます。
建築ルールは、ゲームの途中は適用されませんが、ゲーム終了時に判定され、正しく置かれていないものはマイナス点対象になります。
一般的に城壁と城壁はつながるように置きます。白い部分がいわゆるモルタルです。
空は空、城は城と繋がるように置く必要があります。接面がずれていてはいけません。
外側は全て空です。
ただし地面だけはどちらでも接することができます。
これは一応OKだが、多分左端がアウトの置き方。
これを繰り返していき、タイルが無くなるか、16枚以上の城壁を建てたプレイヤーが現れたらゲーム終了です。
正しく置かれた城壁を構成するタイルは1枚1点、ストックに残っているタイルは1枚‐1点。
城壁を構成する白い部分が他の城壁と繋がっていなければ、それは未完成となり、その部分に廃棄されたタイルを並べ、1枚-1点。
使えずに残った不良品も1枚‐1点。
つなぎ方を間違えたタイルは1枚‐3点です。
なお裏返したタイルで分断された城壁は点数に計上されなくなります。
これで得点を計上し、もっとも点数の高いプレイヤーが勝ちます。
2012.11.29 Thursday
カレジア
「カレジア」は、森をめぐる勢力争いのゲームです。
http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/008001000288/008/001/
最近ちょくちょく出版されるゲームに、自分の正体を隠すゲームがありますが、これはそうしたブルのゲームの中でも、割と軽めのゲームです。
3‐5人用ですが、いずれの場合もプレイ感が違います。
プレイヤーは秘密の同盟を組んで、森を自分の支配下にすることが目的です。
この世界は、ケンタウロスと人魚がなぜか闘っており、また穏健な森の精もいます。
各プレイヤーに秘密の同盟カードを1枚配り、陣営を確認します。
左から、人魚、ケンタウロス、森の精。
その後、25枚の森のカードを配ります。
ようはここで3目並べをするのですが、番号順に処理するのがポイントなので、配置はかなり重要になります。
手札は各プレイヤーに11枚ずつ配ります。
各陣営に影響力を与えるカードです。4隅にある数が力です。
各ラウンドは4回の手番に分かれたラウンドを行います。低い数字の森から順番です。
今争う数字の森に対して、2枚のカードを各プレイヤーは何を出すかを決めて同時に表向けます。
各陣営の数字を比べあい、大きい陣営がその森を取ります。陣営の勢力が同じ場合は、森の精が勝ちます。(もちろん森の精が勝っても勝ちです。)
最初の1番に対してカードプレイです。
くらべた結果、ケンタウロス2+2=4、人魚1+2+1+1=5、森の精1x4=4
この場合は人魚です。
使用したカードは手前に表向きに置いたままにしておき、何を使ったかが分かるようにしておきます。
これを順番に各プレイヤーが4ラウンド行い、手札が3枚になるまで行います。
3枚になったら、その手札を左に渡し、手前に置かれた8枚のカードを回収し、新しく11枚の手札とします。
この辺りがこのゲームのシャープなところかもしれません。
手札3枚を左に渡し、右から来た3枚とさらした8枚を回収して新たな11枚の手札にする。
その後、新しくラウンドを開始します。
これを繰り返し、いずれかの陣営が縦横斜めで3目置けたらゲーム終了で、その陣営の勝ちです。そんなにルールも難しくはないでしょう。
この場合はケンタウロスの勝ちなります。
4人プレイは森の精はいませんが、同点の場合は森の精の勝ちなっていきます。
だから4人プレイは全員敗者があります。
2012.11.02 Friday
サナトリウム
「サナトリウム」は、不気味な療養所からの脱出ゲームです。
http://banesto.shop6.makeshop.jp/shopdetail/009001000090/
イメージ的には「ヒッチコック劇場」的なものであり、モダンホラーなテイストです。
ゲーム中突然サイレンが鳴ったらビビるでしょう。
基本的には脱出シナリオがベーシックですが、シナリオもいくつかあります。
各プレイヤーは、安全なものを均等に持ち、混乱のカードを1枚受け取ります。
安全なものに対応するアイテムをすべて集め、混乱の効果をなんとかしなくてはいけません。
部屋カードと暗い廊下カードの初期配置を行います、影を配置します。
ここで名探偵カゲマンとシャドーマンが出てきた人、気が合いますね。
手番になったら以下の流れを行います。
1、山札を1枚見て、自分だけみて、部屋や暗い廊下だった場合は表向きに、そうでない場合は裏向きに配置します。
配置は戸口に合うように配置します。そうでない戸口は行き来ができません。
これは部屋から下の戸口からしか出入りできません。
上との違いです。
また、暗い廊下カードには影トークンを置きます。
そして影トークンをシナリオに応じた移動数だけ、自分のキャラクターに近づけます。
2、その後、手番のアクションポイントと影の行動を決めます。
ダイスを3個振って、1個を自分のアクションポイント、2個の差を影の追加の移動とします。影の移動が作れない場合は恐怖チェックを行い、失敗すると幻覚カードの効果を受けます。
上記の場合、6APにして影を2移動でもいいし、4APにして影を4移動でもかまいません。
APは以下のようになります。
移動:隣の移動は1APかかります。見えている部屋しか入れません。
探索:探索は1APかかり、そのカードを確認し、アイテムやイベントなら獲得できます。なおアイテムカードは1枚しか獲得することはできません。
拡張:カードを隣接するように配置します。
集中:すべてのAPを使用して、正気度を2上げます。
安全なアイテムに対応するアイテムを発見出来たら、それを上記のように配置して安全になります。拘束具は安全です。(?)
3、その後、影をその移動数だけ移動させ、ライバルに当てることもできます。
影に当たったら、ボード上の影アイコンの数に対して、さいころを2個振って、それ以上が出れば耐えられます。耐えられない場合は、幻覚カードを引いてその効果に悩まされてください。
影、コワイ。
安全なアイテムが集まってきました。
これを繰り返していき、シナリオにある脱出条件を満たせば、そのプレイヤーは脱出できます。山札が尽きたらタイムアップです。
山札が無くなっても脱出条件を満たせないプレイヤーは、この怪しげな療養所の虜となってしまい、ゲームから脱落します。
だいぶ煮詰まってきました。
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